霧の街のポリフォニー

フィールドワーク
点音おとだて再訪②─蔓る声」ガブリエ・バロンタン

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2018年にサウンド・アーティストの鈴木昭男により実施された「点音(おとだて)」プロジェクトを新たなアーティストと共に再訪し、変化しつつある街のありようを捉えるフィールドワークを行います。
第2回となる「蔓る声」では、参加者はアーティストのガブリエ・バロンタンの演出するツアーパフォーマンスを体験します。このツアーでは、ツアーガイドがスピーカーを担いで先頭を歩きます。アーティストは少し離れた位置からトランシーバーを用いてツアーガイドの持つスピーカーに指示や様々な音を流します。ツアーを巡ることで、風景だけでなく個人の内なる声が分岐し、空間の中に蔓る状況が作り出されます。ツアーの最終地点ではコロスと呼ばれる声のワークショップを行い、「私」に所有されない「非人称としての声」の在り方を共有していくことになります。

※本セミナーは、聞こえないを聴く・見えないを視る CASE-3「霧の街のポリフォニー」の一環で行われています。

フィールドワーク

点音おとだて再訪②─蔓る声」

日時|11月28日(日)
集合時間14:45 開始時間15:00–17:00
講師|ガブリエ・バロンタン(アーティスト)
会場|東九条地域、崇仁地域
集合場所|京都市下京いきいき市民活動センター
〒600-8207 京都府京都市下京区上之町38番地
定員|15名(要予約・先着順)
料金|無料
応募締切|11月21日(土)23:59

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ガブリエ・バロンタン

1991年フランス・グラース生まれ。制作活動はパフォーマンス、インスタレーション、ビデオ、サウンドなど、幅広い分野に渡る。その中で主要なテーマは肉体と言葉、身体と環境、自と他を結びつける「声」である。主な展覧会に「表裏へのバイパス」(藤井大丸ブラックストレージ、京都、2021)。「Chorós」(Baléapop#10、フランス、2019)。「PARTITION–パーティション」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2018)など。