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2020年11月17日

【参加予約受付開始】12/12トークイベント「霧の街のクロノトープ」

参加へのご応募は以下のフォームにて受け付けています。定員30名。

定員に達したため受付を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。キャンセル待ちをご希望の方は当日会場にて受付いたします。

聞こえないを聴く・見えないを視る
トークイベント
「霧の街のクロノトープ」
日時 12月12日(土曜)15時より
会場 京都市地域・多文化交流ネットワークサロン
定員30名(要予約)

ゲスト講師 
平倉圭
(芸術学/横浜国立大学准教授)

梁 説(ヤンソル)
(Books × Coffee Sol.店主、前東九条マダン実行委員長)

進行
高橋悟(美術家・京都市立芸術大学美術学部教授)

トークイベントの概要
今回のトークイベントでは、中谷芙二子(霧の彫刻家)と高谷史郎(ダムタイプ)の共作となる展覧会「霧の街のクロノトープ」の背景についての専門的な視点と、地域が自発的に生み出した「東九条マダン」という視点を重ね合わせる事で、届けることが難しい言葉や、違和感が共有できるような柔らかな広場の可能性についてみなさんと共に考えてゆく時間となればと思います。

講師の紹介

平倉圭
1977年生。芸術学。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。芸術制作における知覚と行為の働きを研究している。著書に『かたちは思考する――芸術制作の分析』(東京大学出版会)、『ゴダール的方法』(インスクリプト、第二回表象文化論学会賞受賞)ほか。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。

梁 説(ヤンソル)
Books×Coffee Sol.店主。東九条マダン実行委員。マダンでは主に韓国の民衆劇「マダン劇」づくりを担う。今年から東九条「耕す計画」をはじめる。残りの人生を、東アジアの近代史を自らの生から捉えなおす作業を行いたいと思っている。加えて、あこがれのムーダン(朝鮮半島の女祈祷師)か「太陽の塔」になれないかまじめに思案中。立命館大学先端総合学術研究科一貫制博士課程中退。

※東九条マダンは、1993年に多くの在日韓国・朝鮮人と日本人が共に暮らすまち、京都市南区東九条で地域のまつりとなることを目指して始まる。様々な立場、ルーツ、心身の状態、そしていろんな思いを持つ人々が、違いを受け入れながら、ありのままの自分を表現し、新しい自分を見つけていく場。(マダン 마당 とは、「ひろば」という意味。)